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パソコンで描く水彩画

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パソコンで描く水彩画


パソコン教室などで水彩画の講座をよく見かけますが、「水彩」というソフトを使用しているところが多いようです。このソフトはNHKの趣味悠々で紹介されたものですが、有料なので7千円以上出費しないといけません。
そこで当サイトでは、無料で使いやすい「ゆめいろのえのぐ〜PaintEmotion〜」というソフトを使って、パソコンで描く水彩画を紹介したいと思います。

[ゆめいろのえのぐ]で描いた水彩画

[ゆめいろのえのぐ]のダウンロードと主な機能
■ソフトのダウンロード
「ゆめいろのえのぐ〜PaintEmotion〜」は、実際に水彩画を描くように複数の絵の具をパレットで混ぜて、筆や紙の種類を選んでキャンバスに描く色を作れるペイントソフトです。


ダウンロードはこちらから↓
窓の杜 - ゆめいろのえのぐ〜PaintEmotion〜


■主な機能
@ツールバー(説明は下に※)
A絵の具
Bパレットと使用中の絵具
C筆をクリックすると使用中の絵具や水の量がゲージより無くなり、又パレットをクリックするとパレットで使用中の絵具も無くなる。その他水バケツとスポンジ
D使用中の筆の太さと絵の具とゲージ内の絵具と水の量
Eキャンバス
※ツールバー
           
@新しいキャンバスを表示したり使用中のキャンバスやパレットの保存、又それらを再び開いて続けて描くことができ、更に描画中キャンバスの色のやり直しができるツールです。
A絵を描く為の筆の種類や刷毛、鉛筆や消しゴム
B虫眼鏡でキャンバスを拡大・縮小する事ができるツール
C時計を使用することによって色がにじみます。
D使用できる紙の種類が表示されます。([キャンバスの大きさと紙の種類を設定する]で説明します。)  
※ソフト機能の詳細についてはメニューバーのA[使い方・情報]をクリックし、B[使い方・ヘルプ]をクリックしてください。

それでは、実際に[ゆめいろのえのぐ]で水彩画を描いてみましょう。
■水彩画を描く手順
1.キャンバスの大きさと紙の種類を設定する
2.鉛筆で線画を描き色を塗る
3.写真から鉛筆画(線画)を描く
4.線画に色を塗る
5.保存する
6.印刷する
1.キャンバスの大きさと紙の種類を設定する
[yumeiro135]のフォルダを開いて
[PE.exe]をダブルクリックして[ゆめいろのえのぐ]を起動します。
[ゆめいろのえのぐ]の画面が表示されます。
@[ファイル]をクリックし、プルダウンメニューが表示されるので
A[新しいキャンバスをつくる]をクリックします。
※(以後ツールバーを使用すれば効率的です)
[新しいキャンバスをつくる]のダイアログが表示され
@[キャンバスをつくる]をクリックして
A[新しいキャンバス生成の確認]で[はい]をクリックする。


最初は、標準の大きさ(690x488ピクセル)が設定されていますが、1〜2000ピクセルの間で、好みの大きさを入力して変えることができます。
新しいキャンバスが表示されたら、ツールバーの[紙の種類]をクリックして選ぶことができます。
使用する紙の種類(@〜C)によって、[かすれ]や[にじみ]が大きく変化します。
絵の具だけをつけて(水はつけません)、かすれの効果を試してみました。
@ノーバンプ  Aコットン(小)  Bコットン〈大)  Cノイズ
※描画中に紙の種類を替えたり元の紙に戻すこともできます。(替えた紙で描画した部分のみ「かすれ」や「にじみ」が変わります。)
     


2.鉛筆で線画を描き色を塗る
紙はノーバンブを使用し「バナナ」の絵を描いてみました。
※[えんぴつ]を選んでマウスで[キャンバス]にバナナの絵を描きます。
バナナの皮の境目や先端部分、切り口の方も少し太い線で描き、バナナの影も描いてみました。
@筆はふつうの筆を選らんで
Aえのぐは黄色を選び[パレット]でぐりぐりしてゲージに半分ほどつくり 
B[水バケツ]を数回クリックしてゲージ一杯に薄めた黄色をバナナ全体に塗りました。
バナナの先端や切り口は細い筆で薄めた灰色や白色、又薄めた黒色を塗りました。
バナナの影は灰色を薄めて塗りました。
次に
[パレット]に若草色と黄色のえのぐを混ぜ水で薄めた色を沢山つくりバナナの表面に塗ります。
影の部分の鉛筆画を[消しゴム]で消しました。
バナナの表面の色は薄めた若草色に黄色や白色を、また部分的に赤色等も少し混ぜて塗ります。
黒っぽく見える部分は薄い黒色を点々に塗り、再度若草色や黄色、白色等混ぜ水で薄めて塗りました。
線は細い筆を使用し、切り口や先端の色等も灰色や白色、黒色等いろいろ調合して塗りました。
影も部分的に前より少し濃い灰色を塗り周囲をぼかしてみました。
バナナを描いた鉛筆の下書きは全て、[消しゴム]で消します。
また、[虫めがね(大きく)]で拡大して、色のはみ出しや汚れ等は白の絵の具を塗って消せばきれいに仕上がります。


3.写真から鉛筆画(線画)を描く
パソコンで水彩画を描こうとしても、色を塗る下絵をマウスを使って描くのはなかなか難しいものです。
[ゆめいろのえのぐ]には、写真を取り込んでエンピツ画をつくる機能があります。
ここでは[マイピクチャ]にあるデジカメで撮った風景写真を取り込んで線画をつくってみます。
@[ファイル]をクリックし、プルダウンメニューが表示されるので
A[写真から鉛筆画をつくる]をクリックします。
[鉛筆画を自動的に作る画像を選んで下さい]のダイアログが表示されますので保存場所である
@[マイドキュメント]をクリックします。
A[マイピクチャ]をクリックして
B[ファイルの種類][ビットマップ(*.bmp)]の▼をクリックして[JPEG(*.jpg)]に変更後
C[開く]をクリックします。
ファイルが表示されるので
@取り込む写真をクリックして選択します。
A[開く]をクリックします。


※取り込む写真をダブルクリックしてもよい。
選択した写真の[線画]が表示されます。
■読み込んだ画像は全て鉛筆の線となつているので、ゆめいろの消しゴムツールで消したり、鉛筆ツールで書き加えたりできます。
■画像によっては、線が全て表示できない時もあります。(色や明るさがはっきり分かれている写真ほどうまくできます。)


この線画は写真に比較すると山の中腹部の線が表示されていません。
鉛筆ツールを使って、写真を見ながら線を追加延長しました。

4.線画に色を塗る
1、山肌は、緑色と若草色を半々に混ぜ水で薄めて塗りました。濃い部分は2〜3回塗り重ねた色です。
2、屋根の色は紫色を水で薄めて塗りました。
1、空は空色を水で薄めて、濃い部分は青色を少し加え、写真を見て塗りました。
1、空は少しの水を加え、写真を見ながら色をひきのばして描きました。
2、屋根は紫色に少し黒色を加えてを僅かに濃くして塗りました。
1、遠方の山肌の陽の当たらない影の部分は写真を見ながら緑色と黒色を加えて塗りました。
2、山肌の薄い部分は若草色に黄色と水を加えて塗りました。
3、近くの山肌は黄色に少し赤色を加え水で薄めて塗りました。
4、屋根は紫色、黒色に青色を少し加えて濃い色に。
遠方の山肌の陽の当たらない影の部分は色を濃くしました。
2、陽の当たる部分は黄色に少し赤色を加え塗りました。
3、家の側面や、遠方の建物は灰色に水を加えて塗りました。
4、樹木も塗ってみました。
1、中央部の山もパレット上の色を塗り重ねました。
2、山肌の影の部分は少しずつ濃色に、若草色の部分は黄色に赤色を加え水で薄めて塗りました。
1、近くの山も写真を見ながら少しずつ濃く塗り上げ遠方も少し濃い色にしました。
2、残雪の個所も細い筆で白色を少し塗りました。
1、画像の中央が少し霞んでいるので薄めた白色を塗りました。
2、電柱は細い筆で[虫めがね(大きく)]で拡大して灰色に少し水を加えて、クッキリさせました。
1、画像で細かい部分や、空と山の境界は[虫めがね(大きく)]で拡大しながら仕上げていきます。
完成画面


5.保存する
何のために保存するかによって保存方法が異なるので、目的に応じて使い分けてください。
■キャンバスを保存・・・続きを描けるようにするためキャンバス全体を作業場として保存しておく
ツールバーの[キャンバスを保存します]をクリック
@[描いた絵を保存します]のダイアログが表示されるので
A[保存する場所]を確認して
B[ファイルの種類]で[ゆめいろ形式(*.eng)]を確認して、[ファイル名]を入れ
C[保存]をクリックする。

※ツールバーの[キャンバスのファイルを開きます]をクリックして保存したファイルを開くと、保存した時の状態で描き続ける事ができます。
■完成した絵を保存・・・印刷などするため完成した絵を画像として保存する
ツールバーの[キャンバスを保存します]をクリック
@[描いた絵を保存します]のダイアログが表示されるので
@[保存する場所]をマイピクチャにして
A[ファイル名]を入れて
B[ファイルの種類]を[ビットマップ(*.bmp)]または[JPEG(*.jpg)]にして
C[保存]をクリックする。
・BMP形式・・・Windowsの標準ビットマップ形式。他のソフトでも読めます。
・JPEG形式・・・デジカメ写真と同じ形式。容量が小さくホームページなどに適しています。
■パレットを保存・・・好みの色がいつでも使えるようにするためパレットを保存しておく
ツールバーの[パレットを保存します]をクリック
@「パレットを保存します」のダイアログが表示されるので
A[保存する場所]を確認して
B[ファイルの種類]で[ゆめいろパレット形式(*.plt)]を確認して、[ファイル名]を入れ
C[保存]をクリックする。

※ツールバーの[ファイルからパレットを開きます]をクリックして保存したファイルを開くと、保存した時の状態の色使いで続ける事ができます。自分好みのパレットファイルをたくさん用意しておくと便利ですよ。


6.印刷する

                   
ツールの[プリンタで印刷します]をクリック。
印刷の画像が表示されたら[OK]をクリックすると
[印刷]を開始します。
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